アンサイクロペディア神話(-しんわ)とは、アンサイクロペディアに伝わる神話の一つである。書かれていることが事実であったかどうかは不明であるが、内容があまりにも過激なためアンサイクロペディアでは禁忌とされている。
フィクション:この記事はフィクションです。実在の人物、団体、事件などにはいっさい関係ありません。たぶん |
概要[]
この神話はアンサイクロペディア内において長い間封印されてきたものである。その内容は世界の誕生までさかのぼり、神の存在、文明の誕生から滅亡までの歴史、最後の審判の日などの旧世紀の情報が物語調で記されている。原本は全部で156章に分かれており、全ての翻訳が終わると世界が滅びると伝えられている。この神話は長年禁忌として封印されていたが、近年何者かの手によりWinnyで流出してしまい、現在は世界中に広まっている。
アンサイクロペディアはゴミサイト
登場人物[]
第一章からの登場人物[]
- God
- この世界を創造した神。アンサイクロペディアを創造し、二人の監視者を創造した後、この世界から姿を隠してしまう。
- Apostle
- Godが創造した監視者の一人。平行世界を行き来する力を授けられており、Godの命により世界を監視している。
- 第二章では世界の繁栄をアンサイクロペディアンに任し、影から支えるようになった。
- Bishop
- Godが創造した監視者の一人。Godと話す力を授けられており、アンサイクロペディアに異変が起きた時、神に願いを捧げる役目を持つ。
- 第二章では世界の繁栄をアンサイクロペディアンに任し、影から支えるようになった。
第二章からの登場人物[]
- Mayor
- 最初にアドミンに選ばれた町長。土地を豊かにし、世界の繁栄を任されるが・・・。
- Minister
- 最初にアドミンに選ばれた老子。世界発展のため偉人を集めるよう命じられる。
- FlyingSquirrel
- 最初にアドミンに選ばれた青年。様々なものを創造するよう命じられる。
- Pierrot
- アンサイクロペディアに現れた道化者。アンサイクロペディアに混乱と疑惑の種をばら撒く。
第三章からの登場人物[]
- FierceDog
- 僻地で育った獰猛な犬の化物。痩せた畑は不要だと荒らし、気に入らない者は平気で喰い殺し、人々を不安を糧とするアンサイクロペディアの最初にして最大の敵。
- Pioneer
- 新しく洗礼を受けたアドミン。Fiercedogの横暴を止めるという大仕事を押し付けられるが・・・。
- Jegan
- Pioneerと同時にアドミンに任命された青年。Pioneerと手助けをする。
第四章からの登場人物[]
- WatchDog
- アドミン達に手懐けられ、アンサイクロペディアの番犬となったFiercedog。アンサイクロペディアの平和を守るために活動するが、獰猛な性格は変わらず、罪人に対して無慈悲なる裁きを下す。
- Philosopher
- アンサイクロペディアに訪れた賢人。
- Coward
- 自分の意見をあまり表に出さず、目立ちたがらない貧相な少女。Watchdogに目をつけられ、守衛団の入団を勧められる。
- Scoundrel
- Watchdogと同じ地から訪れた謎の人物。
- Babel
神に捧げるための塔を建てた者。その功績が認められ、Watchdogに守衛団の入団を勧められる。
- Capping
- Watchdogに守衛団の入団を勧められる。
- Ogre
- アンサイクロペディアを襲う神出鬼没の化物。姿形を自由に変えることができ、アドミン達を困惑させる。
- Fox
- 巧妙な詭弁を使う詐欺師。様々な話術を用いて人々を惑わす。
第五章からの登場人物[]
- Saitama
- 怪我が悪化し、仕事が出来なくなったPioneerの代わりに配属された新人アドミン。
- Possession
- 何者かによって操られた少女。
- Dogmatic
- アンサイクロペディアの辺境に住んでいる学者。不愉快なアンサイクロペディアを正すため、世界を牛耳ろうとする。
- DL
- Dogmaticの助手。ずる賢く、いつもDogmaticのそばをうろついている。
第六章からの登場人物[]
- August
- 新しき世界を立て直すために立ち上がった若者。Peaceadvocateと馬が合わず、快く思っていない。
- PeaceAdvocate
- 新しき世界を平和にするために謳う若者。しかし、平和にするための方法が強硬的で他の民からあまり快く思われていない。
物語[]
第一章-天地創造-[]
- 始め、そこには何もなかった。地も天も無く、病も差別も争いもない、ある意味で平和な世界であった。
- ある日、何の唐突も無くGodが現れた。Godはこの何もない世界がいたく気に障り、七日間のうちに天地を創造した。
- 一日目、Godは何もないこの世界に混沌を生み出した。混沌は大きく膨れ上がり、何もない世界を埋め尽くした。
- 二日目、Godは混沌を二つに分け、天地を創造した。天は世界の限界を決め、地は世界の大きさを決めた。結果的に世界は二つに分かれた。
- 三日目、Godは一つの穀物を地に植えた。穀物はみるみるうちに育ち、世界を支える大木となった。
- 四日目、Godは水を創造した。水は天を変え、地を変える力を持ち、この世界に無限の変化を与えた。
- 五日目、Godは草木と生き物を創造した。地は実りを生み出すことができるようになり、その実りによって生き物が育ち、世界が繁栄していくようになった。
- 六日目、この世界の監視者としてApostleとBishopを創造した。Apostleにはこの世界が大きくなるまで見守るよう命じ、Bishopにはこの世界がどうしようもなくなった時に私に知らせるよう命じた。そして、この世界が繁栄するために両者とも労を惜しまぬよう命じられた。最後にこの世界を象徴する聖穀物ソフィアを監視者に授けた。
- 七日目、Godは世界を見渡し、「全て良し」と言って満足した後、休息のため姿を消した。
- こうして何もなかった世界には、広大な天と、変化し続ける大地と、二人の監視者と、大勢の生命が存在する世界となった。監視者はこの世界をアンサイクロペディアと名づけ、Godの命に従って世界が繁栄するよう行動に移した。
第二章-偉人達-[]
- 二人の監視者は互いに協力し合って地を肥やし、動物を助け、アンサイクロペディアが繁栄するよう勤めた。やがて動物も知識をつけ、進化してアンサイクロペディアンとなり、各々で文明を築き始めた。
- Apostleは思った。「このアンサイクロペディアの発展を、このアンサイクロペディアから産まれた者たちに委ねてみてはどうか」
- Bishopは言った。「私達よりこのアンサイクロペディアを統治する権利があるかもしれない」
- 二人の監視者の意見は一致し、アンサイクロペディアの発展をアンサイクロペディアンに委ねる事となり、委ねる者として三人のアンサイクロペディアンが選ばれた。
- 一人はMayor、統治するには甘い性格ではあったが、大局的に物を見ることができ、知恵も回る優秀なアンサイクロペディアン。
- 一人はMinister、物事を善悪で捉えず、アンサイクロペディアを委ねるには十分な素質があるアンサイクロペディアン。
- 一人はFlyingSquirrel、発想力があり、様々なものを発明してきたアンサイクロペディアン。
- 三人はどれも優秀なアンサイクロペディアンであった。監視者はこの三人に神の力を授けた。神の力により三人はアドミンとなり、絶対的な力を手にした。
- 監視者は三人のアドミンに言った。「Mayorはこのアンサイクロペディアを整え管理し、より良い世界にせよ。Ministerはお前達と同じような者を集めよ。FlyingSquirrelは文明を発展させ、土地を豊かにせよ。」監視者はこう言った後、自分達はアンサイクロペディアを見守ることに専念した。
- 三人は監視者の命に従い、行動を開始した。
- Mayorはアンサイクロペディアンに字を教えた。アンサイクロペディアンは字を覚え、誰でも字が読み書きできるようになった。また、牛を二頭使って土地を耕した。
- Ministerは優秀な人材を探し回った。見込みのあるものに自分と同じ力を与え、アンサイクロペディアを発展させるよう促した。
- FlyingSquirrelはアンサイクロペディアンに効率の良い畑の耕し方や作物の作り方を教えるために手本を見せた。アンサイクロペディアンは手本を見習い、少しずつ良い物を作れるようになっていった。
- 三人はそれぞれ力を出し合い、アンサイクロペディアは順調に繁栄した。そんな時、アンサイクロペディアに一人の道化者が現れた。
- 道化者の名はPierrot。彼はMinisterにこう口説いた。「MayorとFlyingSquirrelがいなくなれば、世界はあなたのものだ。」
- Ministerは誘惑に負け、MinisterとPierrotは手を組んで、MayorとFlyingSquirrelを陥れることになった。
- MinisterはMayorにアンサイクロペディア内で大事件が発生したと伝えた。Mayorは事件の捜査を行っていたが、捜査中にアンサイクロペディアの禁忌に触れてしまう。
- Mayorが禁忌に触れた十一日後、Mayorは何者かの手によって消されてしまった。
- 一方、PierrotはFlyingSquirrelを呼び出し罠に陥れた。FlyingSquirrelは死こそ免れたものの、Mayorの死も相まって殺されかけた恐怖に怯え、納屋から出ないようになってしまった。
- Mayorが死に、FlyingSquirrelが静かになった数日後、Ministerは自らを支配者と名乗り、国を立ち上げる。その横にはアドミンとなったPerrotが笑っていた。かくして世界に初の支配者が誕生した。
第三章-猛犬-[]
第四章-歪な平和-[]
第五章-崩壊-[]
第六章-新世界-[]
PeaceAdvocateは唯一の一般市民でありながらそこかしこで神々への冒涜を重ねる。そこには平和を願う心が強くついには平和を乱すものはなんでもかんでも核ミサイルで消そうとする考えを抱くようになった。今なお神々の天罰が下る様子は無い。